【メルカリ】手数料が高すぎる!その理由から解決策まで徹底解説!

メルカリ

 

メルカリの販売手数料って10%も取られるのね!高すぎないかしら…。

私自身も高いと感じていましたが、ネットを検索したところ同じような声がたくさんありました。

メルカリでは商品が売れると販売手数料として10%が引かれます。

この手数料は他のフリマサイトと比べると確かに高いため、なぜこんなに高いのか疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、メルカリは運用面の体制が整っており、その維持には莫大な費用がかかるため、手数料が高く設定されています。また商品価格だけでなく、送料分にも手数料が乗じられるため、実質10%以上の手数料がかかっていると感じる人が多いです。

今回はメルカリの手数料が高い理由からその解決策まで、メルカリの手数料部分に焦点を当てて解説していきたいと思います!

メルカリ歴10年超の筆者が丁寧に解説しますので、是非最後までお付き合いください。

手数料は高すぎるの?

メルカリの手数料とは

メルカリを利用する上でかかる手数料は、以下の通りです。

出品者のかかる手数料
販売手数料(販売価格の10%)
→振込手数料(売上金の振込ごとに200円又は400円)
→発送手数料(送料)購入者のかかる手数料
→振込手数料(振込ごとに200円)
→決済手数料(コンビニ払い100円)
出品者は、商品が売れた場合に販売手数料として10%引かれて、購入者はコンビニや銀行で支払いや振込みを行う時に100~200円取られる仕組みになっています。

今回、高すぎると言われている手数料は出品者側に課される販売手数料10%(商品が売れた場合に引かれる手数料)のことかと思いますので、こちらに焦点を当てて解説していきたいと思います。

では、本当に高いのか他サイトと比較してみましょう。

他サイトとの比較

各フリマサイトの販売手数料は以下の通りです。

フリマサイト名手数料
メルカリ販売価格の10%
ヤフオク販売価格の10%

プレミアム会員で販売手数料8.8%(税込)
ラクマ商品価格の6.0%+税
PayPayフリマ販売価格の5%
minne注文(作品価格+購入オプション価格+送料)の10.56%(税込)
モバオク0円たが、月額利用料がかかる
ジモティー0円
KANTE10,000円~49,999円→15%
50,000円~99,999円 →12%
100,000円~→10%
スニーカーダンク会員ランクにより7%~9.5%
magi商品価格の6.6%(税込)
SHOPPIES商品価格の10%

特に大手のフリマサイトであるラクマやPayPayフリマと比較すると、メルカリは手数料が高く設定されていることが分かります。

では、なぜメルカリの手数料は高いのでしょうか。

手数料が高い理由

メルカリの手数料が高い理由は以下の通りです。

  • 運営費の補填
  • 送料分にも手数料がかかっているため

詳しく解説します。

運営費の補填

メルカリはフリマアプリ業界でNo.1の会員数を誇り、そのプラットフォームの整備・維持には莫大なお金がかかります。

また、メルカリはサポートも充実しており、トラブルがあった際も事務局が迅速な対応をしてくれます。

このようにメルカリでは運営面に力を入れているため、その一部として利用される販売手数料も高く設定されているのです。

送料分にも手数料がかかるため

メルカリでは基本的に送料は出品者が負担します。そのため、出品者は送料込みで価格を設定する必要があり、送料部分にも手数料が乗じられるため、結果的に10%以上の手数料がかかっているように感じるのです。

【販売手数料の計算式】
着払いの場合の販売手数料:出品価格×10%
送料込みの場合の販売手数料:商品代金(出品価格+送料)×10%

ここまででメルカリの手数料が高い理由がお分かりいただけたかと思います。

それでは、なぜ高いにも関わらず、メルカリを利用する人が多いのか次の章で見ていきましょう。

高いのに使う理由

手数料が高いにも関わらず、利用者が多い理由は以下の通りです。

  • 会員数が多く、売れやすい
  • 梱包・発送が簡単にできる
  • 支払い方法が多い

詳しく解説します。

会員数が多く、売れやすい

メルカリは月間利用者数が2,000万人を超えている一方、PayPayフリマやラクマは500万人に留まっており、明らかにメルカリを利用する人が多いことがお分かりいただけると思います。

「メルカリ」「PayPayフリマ」「ラクマ」のアプリユーザー数推移
(集計期間:2020年1月~2021年12月、対象デバイス:スマートフォン)

引用:マナミナHP

そのため、出品数と売れやすさがダントツで高く、ジャンルも幅広くカバーされているため、他のフリマサイトより利用されやすい傾向にあります。

梱包・発送が簡単にできる

梱包や発送に手間がかかると感じている人は少なくありません。

この点について、メルカリではさまざまな配送サイズに合わせたダンボールや袋を開発し、全国のコンビニで販売しています。その結果、梱包の手間が減り、多くの人が手軽に利用できるようになりました。

メルカリで販売されている梱包資材についてはこちら↓

メルカリの梱包資材|メルカリびより【公式サイト】
メルカリのオリジナル梱包資材です。アプリ内やコンビニエンスストア、スーパーなどでもお買い求めいただけます。出品をもっと気軽に、身近に。

また、街中のポストからも発送できる「ゆうパケットポスト」や梱包と発送を任せられる「梱包・発送たのメル便」も設けており、梱包・発送のハードルを下げたことが利用者数の増加に繋がっています。

コンビニや郵便ポストから簡単に発送できるようになったわ!

支払い方法が多い

メルカリは支払い方法が多く設けられているのも魅力の1つです。

特にPayPayフリマと比較すると、遥かに多くの支払い方法を設けており、その点も使いやすさ向上に繋がっていることが分かります。

メルカリ、ラクマ、PayPayフリマで利用できる支払い方法について以下に記載しておきます。

支払い方法
メルカリクレジットカード払い・コンビニ払い・ATM払い・キャリア決済・FamiPay・メルペイ残高の利用・ポイント使用・あと払い・チャージ払い・Apple Pay・メルカリクーポン
ラクマクレジットカード・ラクラクあと払い・コンビニ・LINE Pay・FamiPay・郵便局/銀行ATM・携帯キャリア払い・d払い・売上金・楽天ポイント・楽天キャッシュ・ラクマポイント・クーポン
PayPayフリマPayPay残高払い・PayPayあと払い・クレジットカード

では最後に、販売手数料が高い場合の回避策をご紹介します。

高すぎる場合の回避策

手数料が高すぎる場合の回避策は以下の通りです。

  • 還元キャンペーンを利用する
  • 他のフリマサイトを利用する

詳しく解説します。

還元キャンペーンを利用する

メルカリでは「メガフェス」や「メルカリ出品祭」といったキャンペーンを定期的に実施しており、この期間内に商品が売れた場合、販売手数料の50%相当が還元される等の特典を設けています。

そのため、販売手数料を最小限に抑えたい場合はこの期間内に出品することをお勧めします。

なお、発送手数料等も含めたメルカリの手数料から逃れる方法については以下の記事でも解説していますので、良ければ併せて読んでみてください。

【メルカリ】手数料を逃れる裏技はあるの?リスクと併せて徹底解説します!

他のフリマサイトを利用する

どうしてもメルカリの販売手数料10%が気になる人は他のフリマサイトで出品するのも得策です。

上記でも解説した通り、PayPayフリマやラクマを使用すれば、販売手数料は安く抑えられます。

人気の商品や季節ものなどは、他のフリマサイトでも売れやすい傾向にあるため、他のフリマサイトを利用するのも良いかもしれません^^

まとめ

今回は「【メルカリ】手数料が高すぎる!その理由から解決策まで徹底解説!」のテーマでご紹介させていただきました。

メルカリの手数料は高いと感じる人が多いと思いますが、その分、会員数が多く売れやすいという利点もあります。

皆さんもそれぞれのフリマサイトの良し悪しを見極め、使い分けてみてください^^

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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