メルカリで888円、399円などのゾロ目の値段をよく見るけど、何か理由があるのかしら?
みなさんも一度は、メルカリでゾロ目の価格を目にしたことがあると思います。ゾロ目とは888円や399円など端数を同じ数字にすることです。そんなに細かい数字まで値段設定するのに何か意味があるの?と思われた方も多いのではないでしょうか。
結論から申しますと、ゾロ目の値段は
- 販売手数料を上乗せするため
- 売上金を変えずに安く見せるため
- 安い順で上位に表示される
といった効果があります。
つまり!!
普通に価格をつけるより、ゾロ目に値段設定をしたほうが購入される可能性が高まります。またゾロ目の価格はデメリットがなく良いことだらけなため、価格を決める時はゾロ目を意識したほうが良いです。
今回の記事では、メルカリでゾロ目をつける理由を詳しく解説するだけでなく、ゾロ目の値段設定で売れるのかを実際に検証します。是非、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
メルカリでゾロ目をつける理由
メルカリでゾロ目をつける理由は以下の3つになります。
- 販売手数料を上乗せするため
- 売上金を変えずに安く見せるため
- 安い順で上位に表示される
それぞれ詳しく見ていきましょう!
販売手数料を上乗せするため
手元に残るお金は端数が出ない、丸まった数値が良いと感じることはないでしょうか。
例えばある商品を800円で販売する場合…
手元に残るお金=800円-80円(販売手数料)=720円
→端数が生じてしまいます。
これを800円を手元に残るお金としたい場合
手元に残るお金=800円=888円-88円(販売手数料)
→必然的に888円を販売金額にする必要があります!
このように手元に残る金額をまるまった数値にするため手数料分を含めて調整すると、必然的に販売金額がゾロ目になるのです。
売上金を変えずに安く見せるため
単純に1000円よりも999円のほうが安く見えます。たった1円安くなっただけと思いますが、桁が1つ少なくなると「安い」と感じてしまうものです。
実際に食品スーパーや家電量販店など多くのお店で、ゾロ目の値札を付けて販売しています。
また、999円(ゾロ目)と1000円では、売上金が同じになるってご存知でしたか?
【999円の場合】
10%の手数料(99円)が引かれて売上金は900円になります。
【1,000円の場合】
10%の手数料(100円)が引かれて売上金は900円なります。
このように999円と1000円の場合、売上金は同じになります。
売上金が同じなら999円にしたほうが安く出せるしお得よね!
安い順で上位に表示される
メルカリでは、価格の安い順で検索する機能があります。値段が安いほど上位に表示されるため、多くの人に見てもらえます。
たくさんの人に見てもらえるとそれだけ購入される可能性が高まります。
価格の安い順の表示画面↓
メルカリでゾロ目をつける理由については、ご理解いただけましたでしょうか。次はゾロ目の値段で売れやすくなるのかを実際に検証してみたいと思います。
実際にゾロ目で売れるのか検証してみた!
一番くじで獲得したすみっコぐらしのポーチを2つ使用して検証を行いました。
【前提①】商品は同じで価格を399円(ゾロ目)と400円に設定して一つずつ出品する。
【結果①】ゾロ目のほうが早くSold Outしました!
では、次に売れ残った400円のポーチもゾロ目(399円)に変更すれば売れるのかについて検証してみます。
【前提②】売れ残った400円のポーチの価格のみを399円(ゾロ目)に変更する。
【結果②】399円(ゾロ目)に変更すると、1時間もかからずにSold Outになりました!
以上のことから、メルカリでは「99」などの数値が並ぶ価格のほうがSold Outされやすく、ゾロ目には販売を促進する一定の効果があることが分かりました。
まとめ
今回は、「メルカリでゾロ目の値段設定する理由は?実際に売れるのか検証してみた!」というテーマでご紹介させていただきました。
実際にゾロ目で売れるのか検証してみた!の章では、私自身ゾロ目の価格にしてもそんなに変わらないだろうと思っていましたが、見事にゾロ目のほうだけが売れたので、その効果はとても大きいと感じました。
是非、みなさんもメルカリで値段をつける際は、ゾロ目の価格をつけてみてくださいね^^
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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